ビシュケク行きのフライトを予約

ビシュケクの心臓部とも言えるアラ・トー広場は歴史や文化が感じられ、さらにレジャーアクティビティも楽しめる活気あるスポットです。がっしりと硬い印象の磨き抜かれたネオ・ブルータリズム様式のコンクリート建築は、夏になるとカラフルな花々で彩られ、賑やかなフェスティバルが開かれます。活気あふれる広場を眺められる居心地の良いカフェで一日をスタートし、香り高いキルギスのお茶を片手にストリートミュージシャンの奏でる音楽に耳を澄ませてみましょう。広場は日中と同じように夜も活気に満ちています。商店や食べ物の屋台が軒を連ね、噴水は音楽と光とともにキラキラと眩しい噴水ショーを見せてくれます。

キルギスは刺繍とフエルトの敷物で有名です。国立美術館には美しいコレクションが所蔵されており、この国の文化に浸り、その豊かさや多様性を感じられる最高の場所です。多くの博物館や美術館は月曜が定休日となっているため、事前に必ず開館時間を確認しましょう。

街の喧騒から離れることのできる広大なパンフィロフ公園は、緑生い茂る静かなオアシスとなっており、午後の散策に最高の散歩道です。軽食を用意してピクニックを楽しむのも良いでしょう。観覧車からは街の景色を一望することができます。

ビシュケク滞在は手つかずの自然を探索する絶好のチャンスです。ビシュケクは、中央アジア屈指の素晴らしい自然風景を誇る美しい山脈や高原に囲まれ、そのどれもが街の中心部から簡単に訪れることができます。

壮大で美しい天山山脈を肌で感じながら、忘れられない冒険の旅に出ましょう。ひっそりと隠れた谷のトレッキングや満天の星空のもとでのキャンプ、ガイドによるツアーに参加しての徒歩や乗馬による険しい山登りなど、最も安全で達成感のある冒険の旅ができることでしょう。

息を呑むようなパノラマ風景やアドレナリンが出るような体験をお求めの方は、キルギスの宝石、イシク・クル湖の旅へと出かけてみませんか。ビシュケクからわずか250km（車で4時間ほど）の天山山脈に抱かれたこの「熱い湖」では、雪山に囲まれた湖面がターコイズブルーにきらめいています。イシク・クル湖への冒険の締めくくりには、スキーヤーとスノーボーダーの夢の国、カラコルスキーベースまで足をのばしてみましょう。天山山脈の標高2,300メートルから3,000メートルの地点に位置するカラコルは豪雪地帯です。経験豊富なスキーヤーにとっても初めてスノーボードに挑戦する方にも、カラコルは忘れられない思い出ができる最高のゲレンデです。この地域には数多くのロッジがあり、スキーの合間に暖を取ったり、冒険の旅の途中にくつろいだりするのに最適です。

ビシュケクでは、「ガンバーガー」（キルギス風アレンジのハンバーガー）の食べ歩きからマトン、ラム、さらに馬肉料理まで、多種多様な料理を楽しめます。

伝統的なキルギス料理は米やお芋といった炭水化物を主食とし、通常はラムやマトンなどの肉料理を添えていただきます。この組み合わせの最も一般的な料理はプロフと呼ばれ、栄養たっぷりであたたかく風味に富んでいます。また、国民食とも言えるベシュバルマクは、自家製の麺に肉料理（通常は馬肉または牛肉）を合わせたものです。

お出掛け中に美味しい物が食べたくなったらサモサに似たサムサがおすすめです。サムサは街のいたるところで売られています。ビシュケクの街には、質の高いインド料理やピザ、さらにメキシコ料理まで、あらゆるレストランが数多く揃っています。

活気に満ちた日常生活の中心地であり最も有名な食の市場であるオシュ・バザールを訪れ、この街の生き生きとした雰囲気を満喫しましょう。本格派のキルギス文化を味わってみたい方なら是非訪れたい場所です。週末であれば、アラメディン・バザールやオルトサイ・バザールも見逃せないスポットです。

市内に点在するさまざまなバザール以外にも、世界的な有名ブランドの店舗が並ぶモダンなショッピングモールもあります。最大のモールであるツム・デパートはありとあらゆる商品を扱っています。街の中心部を少し離れた場所に位置するドルドイ・バザールでは業者が輸送用コンテナで商売をしており、一風変わったお買い物を体験できる楽しい市場です。

正統派のキルギスの旅のおみやげとして最も人気のアイテムはフエルト生地の帽子「カルパック」です。この帽子は中央アジア地域全体で男性が身に着けているものです。また、繊細で美しい刺繍や伝統的な絨毯やシルダック（フエルト製の敷物）を探してみましょう。