カタール航空でシラーズ行きフライトを予約
カタール航空でシラーズ行きフライトをご予約になり、思い出に残るペルシャの旅をお楽しみください。数世紀に渡って受け継がれてきた伝統工芸品であるペルシャ絨毯の本家であるシラーズには、複雑なモザイクがあしらわれた建物から手入れの行き届いたバラ園まで、いたるところに芸術がにじみ出ています。2,000年以上もの間、シラーズはイラン文化・文学の要石であり続け、ハーフェズやサアディーといった畏敬される国内有数の詩人や作家、さらに哲学者らを生み出してきました。
ダレイオス大王により建立されたシラーズは、瞬く間にイランで最も重要な一都市へと発展し、ザンド朝時代には国の首都となりました。優美なモスクに刻み込まれ、古代世界の面影に見られる歴史にも関わらず、シラーズには、21世紀の旅行者を魅了するものが溢れています。
シラーズの特色
ペルセポリス遺跡から、高い評価を受けた詩人ハーフェズとサアディーの霊廟まで、歴史溢れるシラーズは、それだけで感動を呼ぶ都市です。
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観光アトラクション
シラーズへの旅では、ペルセポリスとしても知られるタフテ・ジャムシードに必ずスポットライトが当てられます。ここは、ユネスコ世界遺産に登録されている遺跡です。およそ6世紀に建立されたペルセポリスは、アケメネス帝国の儀式的首都で、アレクサンドロス大王によって略奪された過去があります。
ぺルセポリスは都市の中心部から車で約1時間または60km離れた場所にありますが、十分に訪れる価値があります。ペルセポリスに足を降ろすと、早速、古代世界から続く精巧な彫刻に目を奪われることでしょう。石に刻まれた見事なレリーフ、堂々たるタワー、壮大なアパダーナ王宮の遺跡にも圧巻されずにいられません。ここでは、見逃すことのできない、遥かなる古代へのタイムスリップをご体感いただけます。
13世紀と14世紀の詩人サアディーとハーフェズに捧げられた霊廟もまた、訪れる人々を魅了します。ハーフェズ廟は美しく手入れされた庭園内にあり、同氏の作品の引用文が刻まれた大理石造りの墓石が建てられています。また、サアディー廟は鮮やかな緑を背景に佇んでいます。この2つの霊廟はペルシャ文学に強い関心のあるイラン人にとって重要な名所に位置付けられています。
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レジャー
ロフト・アリ・ロード沿いにはもう一つのユネスコ世界遺産登録遺跡であるカバム邸宅があります。現地の人々からは、ナレンジェスタン庭園博物館として親しまれています。ヤシの木やオレンジの木が立ち並ぶ美しい庭園です。博物館館内は、鏡張りの入り口ホールやヨーロッパ風のモチーフでペイントされた梁が張り巡り、豪勢な内装が施されています。また、20世紀中ごろにここで教鞭をとったアーサー・アプハム・ポープによって集められた驚愕たる考古学コレクションが展示されています。
シラーズへの旅は、第7代イマームの息子アフマドとムハマドの兄弟のために建てられたモスク「シャー・チェラーグ廟」を観光せずに語ることはできません。ただし、入場はイスラム教徒に限られているため、代わりにアリー・イブン・ハムゼ聖廟を訪れるとよいでしょう。この聖廟には、ステンドグラスの窓を介したカレイドスコープの光を反射する鏡張りのタイルがあしらわれています。 -
グルメ
シラーズへ旅する際は、その伝統料理を介してペルシャ文化をご体験ください。イラン料理には、様々な地域料理の影響が混ざり合わされています。シラーズのグルメ旅は、中東、ギリシャ、アジア、そしてロシアの味のオンパレードです。味覚が忙しくなることでしょう。
「ポロ・シュシュタリ」という、お米、黒豆、鶏肉をサフロンとディルで風味付けした料理を是非お召し上がりください。また、露店では、コクの深い麺、豆、オイルのスープで、香辛料を加減するためヨーグルトが添えられたオシュをお試しください。ほとんどの料理にはフラットブレッドが添えられており、紅茶の種類をお選びいただけます。紅茶ショップからの臭みがかった芳香性の高い香りが、露天市やバザールに立ち込めています。 -
ショッピング
シラーズでのショッピングは感性をゆさぶる体験をお楽しみいただけます。値段交渉に没頭する客や商人の声が飛び交い、香水や香辛料の香りが漂い、色彩豊かな手織りの絨毯が販売されています。五感のお祭り騒ぎを錯覚することでしょう。
ペルシャ絨毯を是非ご覧ください。世界中の注目を集めている良質のタペストリーを誰でもお買い求めいただけます。また、宝飾品、食品、布製品、食器類も販売されていますが、値段を交渉することを忘れてはいけません。
この都市にあるバザールの中でも最も有名で最も品数の多いバザールは、おそらくバキル・バザールでしょう。