STPCのポリシー
STPCのポリシー
STPCポリシーの概要
STPC(Stopover for the Purpose of Connection)とは、カタール航空をご利用いただき出発地からドーハ経由で最終目的地へお乗り継ぎいただく際「ドーハでの最短の乗継便」が空席に関わらず8時間以上しか存在しない場合のお客様を対象としてカタール航空が宿泊を提供するサービスです。
「最短の乗継」とは、ドーハの到着予定時刻(STA)から乗継便の出発予定時刻(STD)までの乗継時間が8時間以上を指します。これは、対象旅程が出発地から起算して同日のもの、さらに、8時間以上のドーハ以遠の乗り継ぎ便が日をまたいで翌日になるものが含まれます。
適用範囲:
- 2024年8月1日より、STPCポリシーが変更され、2024年8月1日以降に発券された航空券すべてに適用されます。
- 本ポリシーはドーハでご利用いただくSTPCの対象施設に適用されます。
- 本ポリシーは公示運賃/IATA公示運賃で購入された航空券に適用されます。
本サービスをご利用いただくには、セルフサービスまたは「ライブチャット」にログインしてリクエストを行ってください。
料金が適用される場合があります。
STPC免責条項
ドーハのホテル確約は、カタール国への入国を保証するものではありません。カタール入国の可否は、ドーハ入国管理局によって判断されます。入国管理局によってカタールへの入国が拒否された場合、カタール航空は免責となり、STPCのEチケットの払い戻しは致しかねます。
ご搭乗クラス別の適用ホテルの種類
次の表は、ホテルの種類の適用基準を示しています。
ご搭乗クラス |
ご利用可能なホテルの種類 |
ファーストクラス |
5つ星 |
ビジネスクラス |
5つ星および4つ星 5つ星ホテルが優先されます。ただし、空室状況によって4つ星ホテルとなる場合があります。 |
エコノミークラス |
3つ星 3つ星ホテルが優先されます。ただし、空室状況によって4つ星ホテルとなる場合があります。このようなケースでは、4つ星ホテルも利用不可能な場合に限り、5つ星ホテルとなる場合があります。 |
混合クラスの旅程 |
5つ星 ドーハ発着便のいずれかでプレミアムの客室をご利用の場合は、5つ星ホテルとなります。このようなケースでは、付録1に記載のSTPC料金の詳細をご参照ください。 |
STPCご予約の確定時に、エコノミークラスの旅客に対してホテル名は公開されません。ただし、プレミアムクラスの旅客に対しては、ホテル名が公開されます。
事前予約がないSTPCの場合および、運航スケジュールに乱れが発生した場合にカタール航空にご搭乗いただく場合、客室の割り当てとホテルの選択は、上記のホテルの適用基準に従って、ドーハ空港到着時に行われます。
Annexure
ファーストクラスの予約クラス(RBD) |
予約クラス(RBD)種別 |
STPC適用 |
F |
レギュラーRBD |
YQを含む航空券の対象区間(片道)の運賃がUSD400を超える場合、無料で手配可能 |
P |
||
A |
レギュラー/プロモRBD |
YQを含む航空券の対象区間(片道)の運賃がUSD400を超える場合、無料で手配可能 |
ビジネスクラスの予約クラス(RBD) |
予約クラス(RBD)種別 |
STPC適用 |
J |
レギュラーRBD |
YQを含む航空券の対象区間(片道)の運賃がUSD400を超える場合、無料で手配可能 |
C |
||
D |
||
I |
レギュラー/プロモRBD |
YQを含む航空券の対象区間(片道)の運賃がUSD400を超える場合、無料で手配可能 |
R |
プロモRBD |
YQを含む航空券の対象区間(片道)の運賃がUSD400を超える場合、無料で手配可能 |
P | プロモRBD |
YQを含む航空券の対象区間(片道)の運賃がUSD400を超える場合、無料で手配可能 |
エコノミークラスの予約クラス(RBD) |
予約クラス(RBD)種別 |
STPC適用 |
Y |
レギュラー RBD |
YQを含む航空券の対象区間(片道)の運賃がUSD400を超える場合、無料で手配可能 |
B |
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H |
||
K |
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M |
||
L |
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V |
||
S |
||
N |
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Q |
プロモRBD |
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O |
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T |
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W |
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G |
グループRBD |
トラックコードに末尾に「9」がある場合、無料のSTPCが手配可能。(グループ予約時にSTPC利用にて手配が必須。) |
ケース |
予約クラスRBD |
STPC適用 |
STPC 料金徴収有無/ STPC Eチケット発行 |
(1) |
エコノミー で乗継便O&D (出発地と目的地)の両区間が“N” クラス以上 または
または |
出発日を基準に出発地から即時の乗継便がない場合、無料STPCが利用可 |
STPC料金徴収なし |
即時の乗継便があるが、希望キャビンが満席ですべての予約クラスに空きがなく、次の利用可能便の乗継時間が8~24時間の場合のみ、有料STPCが利用可。 |
SPTC料金徴収と徴収額のSTPC e-チケット発行が必要。 |
||
(2) |
エコノミー で乗継便O&D (出発地と目的地)の両区間が “O” “Q” "T" または "W"クラス. または |
無料STPC利用不可。 下記(a)または(b)の条件を満たし、次の利用可能便の乗継時間が8~24時間の場合のみ、有料STPCが利用可 |
SPTC料金徴収と徴収額のSTPC e-チケット発行が必要。 |
(3) |
同キャビンで異なる予約クラスのコンビネーション 乗継便O&D (出発地と目的地)の片区間 “N”クラス以上、片区間 'O', 'Q', 'T', 'W' または“X” (マイレージ特典) ビジネス 乗継便O&D (出発地と目的地)の片区間が “I” クラス以上で片区間が“U” クラス(マイレージ特典) または 乗継便O&D (出発地と目的地)の片区間が “A” クラス以上で片区間が“Z” (マイレージ特典) |
無料STPC利用不可。 下記(a)または(b)の条件を満たし、次の利用可能便の乗継時間が8~24時間の場合のみ、有料STPCが利用可 |
SPTC料金徴収と徴収額のSTPC e-チケット発行が必要。 |
(4) |
キャビンクラスが混合する予約: 乗継便O&D (出発地と目的地)の片区間がエコノミー “N” クラス以上で片区間がビジネス“I” クラス以上 |
ケース 1. 出発地からの出発同日に即時の乗継便がない場合、無料STPCが利用可。STPC料金の徴収不要。 ケース 2. 即時の乗継便があるが、希望キャビンが満席ですべての予約クラスに空席がなく、 次の利用可能便の乗継時間が8~24時間の場合のみ、有料STPCが利用可。 |
1. STPC料金徴収不要 2. STPC料金徴収と徴収額のSTPC e-チケット発行が必要 |
(5) |
キャビンクラスが混合する予約: |
無料STPCの利用不可。 下記(a)または(b)の条件を満たし、次の利用可能便の乗継時間が8~24時間の場合のみ、有料STPCが利用可 |
STPC料金徴収と徴収額のSTPC e-チケット発行が必要 |
(6) |
キャビンクラスが混合する予約: 乗継便O&D (出発地と目的地)の片区間がエコノミー “N” クラス以上で片区間がマイレージ特典のビジネス“U” クラスまたはファースト”Z”クラス |
無料STPCの利用不可。 下記(a)または(b)の条件を満たし、次の利用可能便の乗継時間が8~24時間の場合のみ、有料STPCが利用可 |
STPC料金徴収と徴収額のSTPC e-チケット発行が必要 |
(7) |
サイドトリップがあるPNRの航空券: |
出発地からの出発同日に即時の乗継便がない場合、無料STPCの利用可 |
STPC料金徴収不要 |
即時の乗継便があるが、希望キャビンが満席ですべての予約クラスに空きがなく、 次の利用可能便の乗継時間が8~24時間の場合のみ、有料STPCが利用可 |
SPTC料金徴収と徴収額のSTPC e-チケット発行が必要。 |
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(8) |
サイドトリップがあるPNRの航空券: |
無料STPCの利用不可。 下記(a)または(b)の条件を満たし、次の利用可能便の乗継時間が8~24時間の場合のみ、有料STPCが利用可 |
STPC料金徴収と徴収額のSTPC e-チケット発行が必要 |
(9) |
グループ記録の予約クラス “G” |
出発地からの出発同日に即時の乗継便がない場合、STPCの適用用可。但し、グループ記録のフェアベーシスの末尾が‘9’であることが条件。 |
カタール航空本社のグループデスクにて、グループ料金設定時に、STPC料金をグループ料金に合算して徴収。 |
即時の乗継便があるが、希望キャビンが満席でグループPNR全員分の”G”クラスに空きがなく、 次の利用可能便の乗継時間が8~24時間の場合、有料にてSTPC利用可能。グループデスクにてSTPC料金分をグループ運賃に合算して徴収。 |
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*本内容は2016年3月1日の改定予定に従って、更新予定です。詳細はカタール航空支店にお問い合わせください。 |