スケジュール変更に対応可能な処理日

1. 旅行会社様はGDSにUN/TKが反映された後、該当のお客様へスケジュール変更のご案内をお願いいたします。
また再発券が必要な航空券は発券を行った旅行会社にて再発券の手続きを行ってください。

2. スケジュール変更該当便の出発2日前までに、再予約または予約のキャンセルを完了してください。

スケジュール変更に対応できる新しい出発日：

1.  当初のフライトから21日以内に出発する新しいフライトに再予約いただけます。
変更後の航空券の最大滞在可能日数は12ヵ月までです。

スケジュール変更の定義：

出発時刻または到着時刻が2時間を超過した変更（2時間を含めない）の場合、MCTを切って乗継ができなくなる場合、サービスクラスの変更、空港（他の都市）の変更、フライトキャンセルおよび運航停止を指します。

本ガイドラインは、当初のフライトから2時間以内に出発/到着するフライトを再予約できる場合、フライトキャンセルとはみなさないものとします。

本ガイドラインに適用される再予約、または返金のオプションに関しては、下表をご参照ください。

再予約に関して

航空券の再発券には以下のオプションより選択いただけます。

1. 新しいスケジュールの了承（UN/TKに反映されたスケジュールを了承いただく）

2. 同一目的地より同一到着地への再予約
（同一予約クラス、また同一予約クラスに空席がない場合は同一キャビン内で空席のある一番低い予約クラスにて再予約いただけます。）

3. 当初の予約と同じ国、または当初の予約地点から500マイル(TPM)以内に位置する海外の空港への再予約。

例：LHR QR X / DOH QR BKKの旅程

* 新しい目的地SGN：BKK（当初の目的地）とSGN（新しい目的地）の間のTPMは453マイル（500 TPM以内）ため、SGNへの経路変更が可能です。

* 新しい出発地– MAD：LHR（当初の目的地）とMAD（新しい目的地）の間のTPMは786 TPM（500 TPMを超える）ため、MADへの経路変更は許可されません。

4. 同じ出発地/目的地へQRと他の航空会社が運航するフライトの組み合わせに再予約します。
本処理を希望される場合、状況に応じ利用可能な航空会社および予約クラスが異なります。カタール航空にご確認ください。

再予約に関する注意事項：

1.  KBP/ODS発着のQR 運航便が運休により影響を受ける未使用のKBP/ODS 発着の航空券は、BUD/PRG/VIE/WAW 発着の QR 運航便に変更いただけます。
再予約は航空券の示す有効期間内にすべての旅行を完了する必要があります。同じの予約クラスに空席がない場合、同じキャビンで一番低い予約クラスで再予約いただけます。 

2. セグメントがマリッジ・セグメント（O＆D）の対象である場合は、O＆D全体を再予約してください。そうでない場合は、変更が必要なセグメントのみを再予約してください。

3.  6E、AA（DOH-JFK v.v.のみ）WY（DOH-MCT v.v.のみ）、AY (DOH-ARN/CPH/HEL v.v.のみ)、BA (DOH-LGW/LHR v.v のみ), MH (KUL-DOH v.v. のみ), WY (DOH-MCT v.v. のみ)、JL (DOH-HND v.v. のみ)が運航するQR便名の共同運航便を除く、すべての共同運航便は本スケジュール変更の代替便としての再予約にはご利用いただけません。

4.  WYの便名が公開されていない場合、WYが運航するQR便名の共同運航便を予約いただけます。

5.  同じ都市コード内に複数の空港コードが存在する場合、同じ都市と扱う事ができます。
例：IST / SAW、LGW / LHR、HND/NRT

6. カタール航空は本経路の変更、および空港の変更により発生する交通機関および宿泊に伴う現地諸費用の補てんは出来ません。

7.  経路変更に伴い、入国条件等に変更が生じる場合、最新の現地条件を準拠いただきます。

8. 該当する旅程にON-TO等で他社便が含まれる場合、インボランタリーとしてご利用いただける予約クラスが原券の予約クラス異なります。他社便の予約クラスはカタール航空にお問い合わせください。

再発券のガイドライン

下記ガイドラインは、スケジュール変更の影響を受ける航空券にのみ適用されます。

1.  スケジュールの変更によって滞在期間の変更や短縮を余儀なくされた旅程（例：日帰り旅行や滞在期間–目的地または途中降機地での滞在日数の減少）、毎日運航がないフライトに対し、翌フライトへの変更に伴い滞在期間を延長する対応として、往路と復路を一度の手続きで一括して執り行う事ができます。ただし、他の航空会社（共同運航便やインターライン）を接続に含む再予約や、他の航空会社への再予約（共同運航便やインターライン）は許可されていません。

2.  再発券時の航空券のエンドースメントBOXには以下のテキストを入力してください。

SK CHG COMM1068

3.  無料受託手荷物は、原券の条件を引き継ぎます。またフェアカルは「S-」を前に付け元の運賃計算を引き継ぎます。

4.  特に明記されていない限り、チケットに「INVOL」、「INVOLUNTARY」の文言は入力は控えてください。

5.  運賃、税金、手数料、料金、追加料金の追加徴収は不要です。また、スケジュール変更により最大2回までの航空券の再発行が認められます。再発券後、更に追加のスケジュール変更が発生した場合、更に2回の変更が適用されます。

6.  減額処理はできません。

7.  スケジュール変更における変更手数料は免除いたします。

8.  再発券は該当する航空券のすべてのクーポンを対象に執り行ってください。

9. 該当する旅程にON-TO等で他社便が含まれる場合、インボランタリーとしてご利用いただける予約クラスが原券の予約クラス異なります。他社便の予約クラスはカタール航空にお問い合わせください。

スケジュール変更に伴う払戻し

1. 本ガイドラインにおいて、記載される状況や例に基づき、お客様には未使用の金額を払戻しいただけます。本払戻可能な金額には、航空券運賃条件において、払戻可能の運賃、払戻不可（NON-REFUNDABLE）の運賃、Qチャージ、ストップオーバー代金、YQ/YRが適用されます。

2. 未使用の金額とされる払戻し運賃は未使用のNUC、未使用の税金、未使用のQチャージに基づき計算いただきます。

>>往路（LON QR X / DOH QR BKK）が使用され、復路（BKK QR X / DOH QR LON）が未使用場合の運賃計算例

LON QR X / DOH QR BKK461.47 QR X / DOH QR LON561.47NUC1022.94

復路NUC561.47を払戻しいただけます。

3. 未使用のYQ/YRを除き、未使用の税金でも、「返金不可」と定義される税金、および本スケジュール変更の処理以前に既に徴収された変更手数料やノーショーチャージは返金できません。

4. 払戻し手数料は免除

5. 払戻可能な期間は航空券発行日から最大1年以内、また、第一区間を使用済みの場合は第一区間の使用日から1年以内に払い戻しを完了してください。GDSでオート処理を行ってください。

6. 複数運賃の組み合わせ、サイドトリップ、部分的に使用された航空券をはじめ、複雑または不適切な運賃や旅程に対する払戻しが発生する場合はカタール航空へお問い合わせください。

1. ノーショー（出発時刻3時間を切った時刻でのキャンセルおよび変更）の場合、ノーショーチャージを徴収いただきます。

2.  支払時にクレジットカード手数料等でお支払いいただいた金額の払戻しはできません。

3.  旅行会社の担当の方は、スケジュール変更が反映された後、SSRに入力されたCTCE/CTCM等に入力されたお客様の連絡先を基に通知およびPNRの更新作業をお願いします。

4.  グループ予約のスケジュール変更の対応や払戻しに関しては、担当営業またはグループデスクへご連絡ください。

5. スケジュール変更の影響を受けたセグメントに紐づくアンシラリー商品で、旅行会社で発券されたEMDは、新しい旅程に再度紐づけてご利用いただくか、払戻しができる場合があります。カタール航空にご連絡ください。

6. 航空券の予約、また航空券の払い戻しが可能な期限を超えた場合、本ガイドラインは適用いただけません。