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スペシャルサービス
Special Services
機内にお持ち込みになる手荷物の中には、持ち込み手荷物専用の座席のご購入が必要な場合があります。
機内持ち込み手荷物
機内持ち込み手荷物とは、“hand luggage“、“cabin baggage“とも呼ばれ、ご搭乗の際に、機内に一緒にお持ち込みになるお手荷物です。これらはチェックイン時にお預けいただく受託荷物とは別途、飛行時は通常座席の上の棚に収納いただきます。
以下に機内持ち込み手荷物の制限を記載いたします :
- ファーストクラスおよびビジネスクラスのお客様:手荷物の寸法が50x 37 x 25cmを超えないものを最大2個まで、かつ15kg以内の手荷物。(2個のお持ち込みの場合は総重量が15Kg以内)
- エコノミークラスのお客様:手荷物の寸法が50x 37 x 25cmを超えないものを1個まで、かつ7kg以内の手荷物。
- 各国独自の規制にて、上記より許容量が少ない場合はそれに準じます。
ラップトップPCとそのケースのお持ち込みは上記手荷物制限に含みます。
以下に記載する手荷物は手荷物専用の座席を購入いただく(CBBG)ことで特別に機内にお持ち込みいただけます。:
- 受託手荷物でお預けになると破損する可能性のある手荷物。楽器、電子機器、絵画等が対象です。
- 各国の税関規則を遵守した金、装飾品、外交宅配物等。
- ご搭乗者が同乗する場合のみお受けできます。
- ご搭乗者が同乗しないお荷物・貨物はお受けできません。
- 危険物はお受けできません。
- CBBGとして購入された航空券に対する無料受託手荷物および機内持ち込み手荷物は適用されません。
制限
- 座席購入が可能な機内持ち込み手荷物(CBBG)の最大重量は75Kg以内です。
- 最大の長さが120cm(48インチ)以内です。120cmを超える場合は更に追加の座席を購入いただく必要があります。
- お一人につき荷物専用の座席を最大3席までご購入いただけます。ただし航空機の機種によります。
料金と発券
- 料金は必要座席数に応じ、それぞれ個別のe-チケットにて発券いただきます。
- 追加座席は購入可能な公示運賃にて発券いただきます。
- 変更や払戻し手数料は運賃規則に準じます。
- 適用可能な運賃がない場合、IATA運賃を適用いただきます。
- 諸税はご搭乗者の航空券のみに適用されます。CBBGの航空券には諸税および燃油サーチャージは適用されません。
- ご搭乗者様のe-チケット上にはエンドースメント欄にCBBGの情報が明記し、CBBGのe-チケット上にはご搭乗者様の名前と航空券番号が反映するように発券する必要があります。
- CBBGの航空券に無料荷物許容量は適用されません。
- SSRのCBBGの情報には、荷物の種類、寸法および重量が入力されていることを必ずご確認ください。
- 航空券のフェア・ベイシスの横に必ず(CB)を反映してください。
- ご搭乗者様の航空券は通常の手順に沿って発券してください。
- ご搭乗者様の航空券の発券が完了したら、CBBGを通常の発券手順に沿って完了してください。
- CBBGが発券されたら、カタール航空にて発券完了および情報の到達確認を行ってください。
例:CBBGのSSRの入力例
SSR CBBG QR HK1 1CELLO 40X20X100 CMS TTL WT 19KGS/S3/P1 SSR CBBG QR HK1 1CELLO 40X20X100 CMS TTL WT 19KGS/S4/P1 |
例:CBBGを適用する航空券のエンドースメント欄の記入例
E-ticket | Details of Endorsement Box |
Passenger's | FE PAX-CBBG CASE- NON END/NON RER/NON REF VALID ON QR ONLY/S3-4/P1 |
CBBG | FE NON END/NON RER/NON REF/VALID ON QR ONLY CBBG-COLLINGWOOD/PAUL MR 157-2300130020/S3-4/P2 |
カタール航空では以下の場合に限りご搭乗者様に同行する以下の動物の機内へのご搭乗をお受けしています。
a) 介助犬(ご搭乗者様が障がいをお持ちの場合でかつ以下の便に限ります):
- アメリカ発着便
- EU加盟国発着便(非加盟国でもEC261を適用したジョージア、ノルウェー、スイス等の国を含む)
b) ハヤブサ (各国による条件がある場合、各国の条件が優先されます。)
受け入れ条件:
- 機内にハヤブサをお連れになる場合は、エコノミークラスのご搭乗にのみ許可されます。
- エコノミークラスご利用のお一人様につき最大一羽のハヤブサを同行いただけます。
- 一機材のエコノミークラス内にて最大6羽のハヤブサを許容しています。
- ハヤブサを機内に同乗する場合、必ずフードをつけてください。
- ハヤブサを同行するには有効な健康診断書、ならびに入国および通過国が要求する書類が必要です。また搭乗者の責任のうえ、同乗いただきます。
- 鎖またはコードを鳥の片方の脚に取り付けなくてはなりません。鎖またはコードのもう一方の端をハンドラーにしっかりと固定し、機内で飛べないようにする必要があります。
受託手荷物として預けられる動物は、無害で飼いならされたペットのみです。IATAの動物輸送における規定に従い、適切なコンテナに入れてお預けください。
動物の輸送
種類 |
定義 |
補足事項 |
AVIH |
お預けになる動物 |
荷物または貨物 |
PETC |
機内に同行する動物 |
ハヤブサ以外は不可 |
ESAN | 感情支援動物 | 感情支援動物を機内に同行する旅客 |
SVAN | 介助動物 | 介助犬を機内に同行する旅客 |
- 他社航空会社からカタール航空へのお乗継の場合AVIHはお受けできません。カタール航空から他社航空会社へのお乗継の場合は、乗継がれる航空会社の規則に準じます。
- AVIHのリクエストをうけられた場合、動物の種類、体重、コンテナのサイズの全詳細を該当PNRに入力してください。
- AVIHの予約はカタール航空支店にて事前予約が必要です。また併せて予約上にAVIHのリクエストをSSRにて送信する必要があります。
以下の場合、AVIHとしてお受けすることができません。
- 生後8週以内、または身体の弱い動物はお受けできません。また「研究目的」とした「霊長類」のお預かりはできません。
- 乳児を伴う母親の動物のお預かりはできません。親子でお預けになる場合は、獣医による旅行を許可する診断書が必要です。
- 妊娠6週を過ぎた、犬や猫のお預かりはできません。お預けになる場合は、獣医による旅行を許可し、旅行中出産する恐れがことがないことを証明する診断書が必要です。
- 短吻種の犬や猫はお預かりできません。これらの種類の動物は摂氏21度を超えた環境下では過度なストレスや熱中症を引き起こす可能性があり、カタール航空ではお預かりできません。
以下の品種の犬や猫はカタール航空ではお受けできません。*
犬 | アーフェンピンシャー、アメリカンピットブルテリア、アメリカンスタッフォードシャーブルテリア、ビションフリーゼ、ボストンテリア、ボクサー、ブリュッセル、ブルドッグ(すべての品種)、ブルマスティフ(イングリッシュマスティフ)、ケインコルソ、チョウチョウ、ドーゴアルヘンティーノ、ドーグドボルドー(フレンチマスティフ)、イングリッシュマスティフ、フレンチテリア、ペットを除くグレイハウンド犬(ペットとして予約できるグレイハウンド犬は2匹まで) 、グリフォン、狆(チン)、キング・チャールズ・スパニエル、ナポリのマスチフ、ペキンゲス、ピットブル・テリエ、プレサ・カナリオ、パグ(すべての品種)、シャーペイ、シー・ズー、スタッファーシャー・ブル・テリエ、バレー・テリエ | |
猫 | ビルマ、エキゾチック、ヒマラヤ、ペルシャ |
*予告なく変更になる場合があります。制限は主に純血種に適用されます。
AVIHとしてのお預かりが許可された場合、以下の指示に従っていただく必要があります。:
- マウス、ラット、マーモット、ウサギなどのげっ歯類は、受託手荷物として許可されていません。(貨物としてのみ運送できます。)
- 必ずペット用のコンテナでお預けください。
- チェックイン時には動物用コンテナを手荷物ベルトに載せないでください。
料金はペット以外の預け荷物が無料手荷物量内にあるかどうか関係なく、超過手荷物と同様の料金をチェックイン時に申し受けます。
- 重量制を適用する路線: 既定の超過手荷物料金を、コンテナを含むペットの重量に対し申し受けます。
- 個数性を適用する路線:重さに関係なくコンテナの個数に対し料金を申し受けます。
障がいをお持ちのお客様に同行する介助犬
アメリカ合衆国の米国運輸省法に基づき、アメリカを発着する便やEU加盟国およびジョージア、ノルウェー、スイス等のEU非加盟国のEC規制等の特定の国際規約を導入している国、地域を発着する便には、障がいをお持ちのお客様に介助犬が同行することが認められています。
介助動物とは、障がいを持つ個人を援助するように訓練された盲導犬、信号犬、またはその他の動物をいいます。定義を満たす場合、それらの動物は、州政府または地方自治体によって認可または認定されているかどうかに関係なく、障害を持つアメリカ人法(ADA)のもと、介助動物と見なされます。
介助動物は障がいがある方の日常生活における困難をサポートします。例えば盲導犬は目の不自由な方を支援する介助動物の一つです。
介助動物の役割は以下のような例を含みます:
- 聴覚障害のある方に対し音を警告する
- 車いすを引いたり、運動障害がある方のために物を拾ったり運んだりする
- 運動障害のある方のバランスを保つために支援する
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)のある方の不安発作発症時のケアをする
機内には介助犬のみ同行が許可されています。他の介助動物は機内に同行いただけません。
場合によっては、個別の訓練をしなくとも、犬は身体の不自由なお客様を支援できる場合があります。また、感情面をサポートする犬は、そのための特別な訓練をうける必要はありません。
カタール航空では無料の介助犬の同行は、以下の経路にのみ認めております。
- カタール航空の直行便で、ドーハ‐アメリカ間の双方向のフライト
- カタール航空の直行便で、ドーハ‐アメリカ間の双方向のフライトと、ドーハにて接続する双方向のフライト
例:ボンベイ‐ドーハ‐ヒューストン(またはその逆)
上記のような旅程は、一つの旅程として予約されること。
- カタール航空の直行便で、ドーハ‐アメリカ間の双方向のフライトとアメリカの都市、カナダ、メキシコ、カリブ諸国、中南米に接続する双方向のフライト
カタール航空はお子様のご旅行において、CRD(お子様用シートベルト)のリクエストおよび安全基準を満たすと認可されたカーシートの機内持ち込みをお受けいたします。これらの安全用具は、子供運賃にて航空券をお求めいただく小児・幼児のお客様を対象に、座席に装着してご利用いただけます。
安全用器具とは下記2種類です。:
a) CRD(お子様用シートベルト)– お客様からの事前リクエストに基づき、カタール航空で準備いたします。
b) カーシート – お客様自身で機内にお持ち込みいただきます。ただし、基準を満たすカーシートに限定いたします。
- CRD(お子様用シートベルト)のリクエストは、出発時刻の48時間前までに完了してください。カタール航空支店はリクエストを基にCRD手配の可否を確認いたします。
- CRD(お子様用シートベルト)は通常座席をご利用の際、2歳以上のお子様で、体重が20〜40ポンド(9.05 KG〜18.10 KG)で身長が40インチ(101.6 CM)のお子様が安全かつ快適にお座りいただけるよう設計されています。
- 1名の大人のお客様が、幼児を2人お連れの場合、2人目の幼児は生後12ヵ月以上で、座席に単独でお座りいただかなくてはなりません。またその幼児の着席にはCRD(お子様用シートベルト)の手配が必要です。CRD(お子様用シートベルト)の代替として、既定に準じたカーシートもご利用いただけます。
カタール航空は、安全基準を満たし、承認されたカーシートを機内にお持ち込みいただけます。
カーシートの機内持込みおよびご利用は、地上移動、航空機の離着陸を含め、機内でご利用いただくための一定の安全基準を満たしている事が必要です。またそれらの基準はカーシートの製造元が発行したラベル等に基づき判断いたします。
持ち込み基準
カーシートの機内持込みは、下記条件に準拠する必要があります。:
- 機内にてカーシートをご利用いただけるのは、生後6ヵ月以上36ヵ月以下の幼児、小児限ります。
- 同伴するお客様は18歳以上の大人に限ります。また、同伴するお客様は、カーシートの座席装着に関し全責任をお持ちいただきます。
- 同伴される大人のお客様は、カーシートを使用するお子様の隣の座席にお座りいただきます。
- カーシートには、座席に固定できる背もたれがあり、お子様をしっかり保持するストラップが装備されている必要があります。
- ご利用いただくカーシートは座席や固定する等に損傷を与えない状態の良いものでなくてはなりません。
- ご利用いただくカーシートは、承認されたラベルがあることが必要です。製造元によるラベルにて安全基準が満たされていることを証明いただきます。
- ラベルが擦り切れていたり、内容が判読できない場合、同伴する親または保護者のお客様は、製造会社による公式な書面を提出いただきます。発行された書面をもとに、メーカーおよびモデル番号を照合し、機内持込みの可否を確認いたします。
- カーシートに承認されたラベルがない場合や擦り切れて判読できない場合、また製造元による書面の提示もできない場合、基準を満たされていないとして、預け荷物としてお預けいただきます。
- カーシートの機内持込みの最終的な判断は地上係員によって執り行われます。
アナカンパニード・マイナー(UM)
アナカンパニード・マイナー(UM)とは、16歳以上の同伴者がいない5歳以上11歳以下(12歳の誕生日を除く)のお子様のひとり旅です。
ヤング・パッセンジャー (YP)
ヤング・パッセンジャー(YP)とは16歳以上の同伴者がいない12歳以上15歳以下(16歳の誕生日を除く)のお客様のひとり旅です。
エスコートサービス
カタール航空はお子様のひとり旅をサポートするエスコートサービスを提供しています。
専属の乗務員がお子様のご旅行に同行いたします。本サービスは5歳以上15歳以下(16歳の誕生日を除く)のお子様が対象です。5歳未満のお子様はご利用いただけません。エスコートサービスをご利用になる場合は、同行する乗務員の往復運賃を別途お支払いいただきます。エスコートサービスをご希望の場合、少なくともご出発72時間前までに最寄りのカタール航空支店にご連絡いただきリクエストを完了してください。(エスコートサービスはUM/YPサービスとは別のサービスです。)
予約の手続き
- 予約の全てのセグメントが確約(HK)であること。RQやSAセグメント等、座席が確約されていない予約にはお受けできません。
- カタール航空からカタール航空への乗継は接続便である事が必要です。例)経由地で宿泊を伴う乗継などはお受けできません。
- カタール航空以外の航空会社を含む旅程はお受けできません。
- PNR上にお子様の正しい情報を入力してください。
例:UM+年齢 // UM08等) - 保護者による所定の申込書への記入が必要です。
補足:
お申込みは少なくとも出発便の72時間前までの手続きの完了が必要です。また対象はカタール航空の運航便に限ります。
カタール航空での幼児のご予約手続きについて
- 生後8日未満の幼児は、救急医療(インキュベーター利用)目的で承認されたMEDAケースの場合にのみご利用が可能です。
- 8日から2歳までの幼児は、大人同行にてご予約が可能です。
- 大人1名に同行する幼児が2名の場合、幼児1名は大人1名と座席共有が可能ですが、二人目の幼児の年齢が12か月以上の場合は小児運賃にて座席占有でのご予約(INS)をお願いいたします。二人目の幼児がシートベルト着用での着席が不可、または年齢が12か月未満の場合は16歳以上の大人同行にてのみご予約が可能です。
- 大人2名、幼児3名の場合、飛行中の幼児については同行の大人が責任を持ちます。 3人目の幼児の年齢が12ヶ月以上の場合、小児運賃にて座席占有でのご予約(INS)をお願いいたします。3人目の幼児がシートベルト着用での着席が不可、または年齢が12か月未満の場合は16歳以上の大人同行にてのみご予約が可能です。
- 3人目の幼児の予約/発券時に、同行する乗客の予約/発券の詳細を提供する必要があり、両方のPNRにTCP情報が必要です。
- 幼児のご旅行に関連して、カタール航空のポリシーよりもより厳格な各国の規制または他の航空会社の規制(コードシェア/インターラインパートナーが関与する場合)がある場合、より厳格な規制を適用するものとします。
- 必ずパスポートなどの渡航文書にて正しい生年月日を確認しPNRへの反映をお願いいたします。
「小児」とは、2歳以上12歳未満のお子様を指します。
「幼児」とは2歳未満のお子様を指します。生後8日経過したお子様はカタール航空にご搭乗いただけます。
生後8日以内のお客様も下記に該当する場合、ご旅行いただける場合があります。:
- MEDIF(カタール航空指定の医師の診断書)に基づき、カタール航空の医療チームがお子様のご搭乗を許可した場合
- 家族の訃報等による母親の急な渡航が発生した場合において、小児科医師による渡航を認める旨が記載されている診断書を事前に提示されている場合
大人1名のお客様は最大2人までの幼児をお連れいただけます。うち1人のお子様は座席をご利用いただく必要があります。座席を利用する幼児は生後12ヵ月以上で、シートベルトを着用してひとりでお座りいただきます。座席を利用する幼児は小児運賃(大人運賃の75%)が適用されます。
大人2人に対し最大3人までの幼児をお連れいただけます。うち1人のお子様は座席をご利用いただく必要があります。座席を利用する幼児は生後12ヵ月以上で、シートベルトを着用してひとりでお座りいただきます。座席を利用する幼児は小児運賃(大人運賃の75%)が適用されます。ひとりでの着席が出来ない場合、もう1名の大人のお客様のご搭乗が必要です。
小児のお客様の座席の利用は必須です。幼児は保護者の要望に応じ、お座席をお求めいただきます。座席を利用されない幼児のNAME ELEMENTに反映されません。
NAME ELEMENTの表示に関係なく、小児や幼児の予約には補足情報の入力が必要です。
例えば乳児の予約にはSSRのINFTを利用して補足情報を入力いただきます。
座席を利用しない幼児運賃(大人運賃の10%)を適用する乳児のご旅行には10Kgまでのお荷物を受託手荷物としてお預けいただけます。これは重量制を適用した路線で適用されます。個数制を適用する路線は以下の通りです。:
- アルゼンチン、カナダ、アメリカを発着する路線:客室タイプに関係なく23Kgまでのお荷物を1つ
- ブラジルを発着する路線:客室タイプに関係なく23kgまでのお荷物を1つ
バシネット・シート
乳児のご予約の多くは、座席を確保されません。カタール航空では、飛行中にご利用いただけるバシネットをバルクヘッドの座席に設置し提供しています。バシネットの数には限りがあり、ご希望の場合は予め予約記録への入力が必要です。該当する保護者のお客様に適切な座席をご用意します。
座席を利用する幼児には、必要な座席数を予約してください。
また座席を利用する幼児と利用しない幼児が混在する場合など、必ず必要な座席数を確保してください。
例:)座席を利用する幼児がいる場合は以下のように予約記録に反映します。
SSR INFT QR HK1 DOHLHR 001Y20JUN-1BARNE/KATEMISS 6MTHS OCCUPYING SEAT |
幼児が小児になる場合
出発から旅程を終えるまでに幼児が小児に変わる場合、以下の選択肢があります。:
- 全ての旅程を予め小児運賃*として発券
- 往路と復路を各々に発券
a) 往路:座席を利用しない幼児運賃で発券
b) 復路:小児運賃*で発券
子供運賃で購入された区間は座席をご利用いただけます。
*子供運賃を適応する場合、 税金差額、所定の手数料を申し受けます。
お身体の不自由なお客様へのサポート
お身体の不自由な方(PRM- Passenger with Reduced Mobility)に対して、特別なサポートをご提供いたします。身体的障がい(身体機能または感覚機能)、知的障がい、年齢、病気等により移動に困難が生じるお客様を対象に特別なサポートをご提供いたします。
医師の診断書が不要なお身体の不自由なお客様(PRM)のご搭乗に際しては、医療チームによる承認(MEDA)は不要です。
MEDAは下記をご参照ください。
障がいと医療上のサポート
ご旅行または飛行中に、医療、身体的、または精神状態に関連する特別なサポートを必要とされるお客様は、ご搭乗前にカタール航空の医療チームによる事前承認が必要です。
これは旅行中(搭乗時、到着時、緊急避難時、また地上での移動等において)特別なサポートが必要なお客様を対象とします。身体的障がいをお持ちのお客様には先天性や永続的で安定した症状の方と一時的な症状をお持ちの方がいらっしゃいます。特別サポートはお客様ご本人、ご家族、または医療機関の要請に基づき判断されます。
身体的な障がいをお持ちのお客様のご予約をいただく場合、カタール航空にどんな障がいをお持ちか、必要なサービスの内容、提供されるサービスについてお伝えください。
病状の症状とご搭乗に必要な特別なサポート
身体的な障がいをお持ちのお客様は、お身体の症状と、飛行機でのご旅行に必要なサポートに応じ、さまざまなグループに分類されます。:
- メディカル・ケース
- 視覚障害
- 聴覚障害
- 糖尿病(病状が不安定な方、合併症をお持ちの方)
- インキュベーター
- ギプス (左脚)
- ギプス (右脚)
- ギプス(両脚)
- 精神的疾患
- 医療機器の使用(例:ポータブル腎臓透析器、CPAP、BIPAP、ネブライザー等)
- 酸素 – 喘息の疾患または飛行中に酸素を必要とする疾患をお持ちの方
- 座位の負傷
- 特別な要求
- ストレッチャー
- ベンチレーター・人工呼吸器
- 車いす
お身体に障がいのあるお客様のご搭乗に際して
特定の疾病をお持ちのお客様のご搭乗には、他のお客様や乗務員への影響がないよう配慮をしております。その為、特別なサポートが必要なお客様はカタール航空指定の診断書(MEDIF)を事前に提出いただきます。最終的な搭乗可否の判断は、カタール航空の医療チームによって判断されます。
下記に該当するお客様はMEDIF (カタール航空指定の医師の診断書)が必要です。
- ストレッチャー
- インキュベーター
- 車いす(程度により)
- 糖尿病(症状の安定した方)
- 糖尿病(症状が不安定な方、合併症のある方)
- 精神疾患のある方
- ダイバー病
- 喘息
- 座位を負傷されている場合
- ポータブル腎臓透析機またはポータブル酸素濃縮器(POC)を含む医療機器をお持ちのお客様
- 移植手術を受けた方
- 感染症 (インフルエンザ、SARSやコロナウイルス等)
- シビア、ハイパー・アレルギーをお持ちの方
症状の確認および適切なサポートのに準備を万全に行うため、必ず以下の書類を提出してください。:
- MEDIF(カタール航空が指定する医師の診断書): 主治医によりMEDIFフォーム(3頁の2項)のMEDA01からMEDA16までを記入のうえ、および署名、捺印が必要です。またMEDIFには詳細なメディカル・レポートが必須です。
- 補償フォーム(Indemnity form) (標準): (アメリカ―ドーハ区間の旅程には利用できません。)
- 認定書: 機内での継続的な酸素の提供が必要な場合で、医療チームの付き添いがない場合、同伴者の方は、担当医が発行する酸素の取扱管理ができる訓練を受けた旨を記載した認定書の提出が必要です。
- メディカル・レポート:ストレッチャー、インキュベーター、人工呼吸器、医療エスコートが必要なリクエスト、怪我等、一時的な疾患により機内の車いすを利用する場合。病状が不安定、または合併症を伴う糖尿病、精神疾患、妊婦(条件1:妊娠33週-35週で、胎児が1人且つ合併症がない場合。条件2:妊娠29週-32週で胎児が双子以上の場合)酸素吸入を必要とする喘息、医療器具の使用が必要な場合、またはカタール航空の医療チームがメディカル・レポートを必要とする場合。
- 医師の診断書: お客様の状況が深刻ではなく、MEDIFが不要と判断される場合に提出いただきます。医師によりお客様の旅行が可能である記載が必要です。診断書には、お客様の症状が伝染または感染する可能性があるか、また観察するための予防策が必要であるかどうかを記載する必要があります。
診断書は以下の条件が適用されます。:
- 一般的に、医師の診断書発行日は出発10日前から出発日までで取得をおお願いします。診断書は帰国の旅程まで有効です。
- 医師の診断書の有効性は妊婦の方や伝染病等、お客様の症例により異なります。
MEDIFの提出は出発の7日前から48時間前までに必要です。緊急の旅行やストレッチャーが必要な場合は、MEDIF、メディカル・レポート、およびその他の書面を出発24時間以内でもお受けできる場合があります。
注意事項:
- カタール航空では障がいをお持ちの方のインターライン旅程はお受けできません。
- ご自身でお持ちいただく車いすは無料でお預けいただけます。
- カタール航空のワイド・ボディ機には機内用車いすを搭載しています。
- ストレッチャーをご利用の場合、利用区間の一番高額なエコノミークラスの片道大人運賃またはIATA運賃(どちらか高額な方)の6倍の運賃を適用いたします。
ストレッチャー
ストレッチャーをご利用の場合はプライバシーを確保するための寝具、枕、カーテンを用意いたします。ストレッチャーを必要とする場合、酸素が必要な場合は事前にMEDIFによる申請、およびカタール航空の医療チームによる承認が必要です。運賃はストレッチャーをご利用になる区間で一番高額なエコノミークラスの片道大人運賃、またはIATA運賃(どちらか高額な方)の6倍の運賃を適用いたします。
ストレッチャー、インキュベーターはトランジットの旅程および乗客には提供できません。
インキュベーター
生後8日以内の幼児のご旅行は事前にMEDIFにより申請され、カタール航空の医療チームによって承認された場合に限り可能です。運賃は幼児運賃(1名分)+利用区間で一番高額なエコノミークラス片道大人運賃、またはIATA運賃(どちらか高額な方)の5倍の運賃を適用いたします。
ストレッチャーおよびインキュベーター利用の予約の変更・キャンセル・ノーショー
ストレッチャー、インキュベーターの手配にはさまざまな準備が必要になるため、変更・キャンセル・ノーショーには一律USD200の料金を申し受けます。(適用する座席数を適用します。)
ストレッチャーの場合、USD200 x 6 席分 = USD1,200
インキュベーターの場合、USD200 x 5 席分 = USD 1,000
*ノーショーは出発時刻3時間を切った変更・キャンセルに適用されます。
注意事項:
- ストレッチャーおよびインキュベーターはエコノミークラスにのみ取り付け可能です。
- ストレッチャー、インキュベーターの手配にはカタール航空の医療チームによる事前承認が必要です。
- ストレッチャー、インキュベーターの利用時、カタール航空の医師の許可がない限り、必ず最低2名の医療関係者による同伴が必要です。
- ストレッチャー、インキュベーターのリクエストはトランジットの旅程および乗客には提供できません。
- 旅程に他社の航空会社が含まれる場合、お客様は搭乗いただく各航空会社の規定に基づき、発券および手配が必要です。
- 受託手荷物許容量:
重量制適用区間:最大 99 Kgまで
個数性適用区間:最大9個まで
機内持ち込み手荷物は7Kgまでかつ縦・横・高さが50cm x 37cm x 25 cm 以内の荷物を1個までお持込いただけます。
妊婦の方のご予約の際には、周期、合併症、多胎妊娠など可能な限り事前に情報をご確認ください。
- お子様(1)人をご妊娠中で合併症がないお客様
- 妊娠29週目(28週目+7日)から36週目(35週目+7日)の妊婦の妊婦のお客様:お医者様の英文診断書を携帯してください。(MEDIFは不要です。)
- 妊娠36週目を超えるお客様:ご搭乗いただけません。
- お子様(1)人をご妊娠中で合併症をお持ちのお客様
- 妊娠36週目まで(35週目 + 7日)のお客様:はお医者様かの英文診断書とは別途、弊社指定のMEDIFが必要です。
- 妊娠36週目を超えるお客様:ご搭乗いただけません。
- お子様(2)人以上をご妊娠中で合併症がないお客様
- 妊娠29週目(28週目+7日)から32週目(31週目+7日)の妊婦の妊婦のお客様:お医者様の英文診断書を携帯してください。(MEDIFは不要です。)
- 妊娠32週目を超えるお客様:ご搭乗いただけません。
- お子様(2)人以上をご妊娠中で合併症をお持ちのお客様
- 妊娠32週目以内のお客様はお医者様の英文診断書とは別途、弊社指定のMEDIFが必要です。
- 妊娠32週目以上のお客様:ご搭乗いただけません。
お客様の任意でのご希望または医療上の理由により追加の座席(EXST- Extra Seat)をご要望いただけます。
ご予約の際には、以下の事項を考慮お願いいたします。:
- 個人の希望または医療上の理由により追加の座席が必要な場合があります。
- 座席の配列により最大3席まで追加の座席をご予約いただけます。
- 追加の座席(EXST)に無料手荷物許容量はありません。
- 追加の座席(EXST)は空席のある公示運賃にて手配可能で、運賃規則も公示運賃に準じます。
該当運賃に空席がない場合はIATAの公示運賃が適用される場合があります。 - 追加の座席(EXST)は「Qチャージ」にて徴収いただきます。
- 諸税はご本人分のみ必要です。
- 燃油サーチャージ(YQ)はご本人分のみ必要です。
- エンドースメント欄にはEXSTケースである旨をマニュアルにて入力いただきます。
- FARE BASIS欄にはオリジナルのFARE BASISに続けて(EX)を入力いただきます。
- 追加の座席(EXST)を含む航空券は一人のご搭乗者に対し1枚のみです。
- e-チケットが発券された後、記録がキャンセルされないようにPNR上にEXSTのリクエストが確約されていることをカタール航空に確認してください。